■□■━━━━━━━━━━━■□■
★ のみ友通信 第43号 ★
…………………………………
2018/3/20
■□■━━━━━━━━━━━■□■
貴乃花部屋のはなしもそうですが
重なる時にはいろいろ重なるもので。
「よりによってこのタイミングか!」
ということって、時々あるものです。
僕も今日はそんな日でした(ううっ)
-----------------------------
そんな時って「何がまずかった?」
と、反省したり後悔するものですが
(僕だってすごくクヨクヨ考えます)
多分そこで起きていることは
表面的な「あ~すれば こ~なる」的
因果論を越えたことなのだと思います。
-----------------------------
もっと言えば僕が悪いのでも
何かが悪いのでもなく
誰も何も悪くはない。
「深くで何かが起こっている」
ということ。
-----------------------------
もちろん起きてしまった
現実の出来事に対しては
現実の世界で対応しつつも
少し立ち止まって心の深くに降り
「もし意味があるとしたら?」と
問うてみることが大切だと思います。
-----------------------------
きっと貴乃花も、こんな出来事がなければ
「協会は敵だ!」と頑なに閉ざした心を
開かなかったのだろうなって。
そういう僕も問い直さなくちゃですんね。
春だし♪
関係ないけど「春だし♪」って言えば
大抵のことは赦されちゃいますね(笑)
今日はそんなおはなし。
━━━━━━━━━━━━━━━
● 目次
----------------------------
・ のみ’s Bar
・ 編集後記
━━━━━━━━━━━━━━━
● のみ’s Bar
----------------------------
僕が影響を受けた本の紹介コーナー。
今回は河合隼雄さんの
「こころの最終講義」のご紹介です。
-----------------------------
心理療法家として研究と臨床に携わった
河合さんが、京大を退官される際の
最終講義「コンステレーション」を含む
様々な講演を活字におこしたものです。
きっと河合さんが伝えたかったことなのでしょう。
最初から活字にされたものと違い
論旨はあいまいなところもありますが
それを越えた所にある「語り」の魅力を
感じさせてくれる本です。
-----------------------------
主題でもある「コンステレーション」
についてはメルマガやブログで
何度も採りあげていますが
例えば占いで「今年は〇〇でしょう」
と言われた時、それが当たっているか?
正しいか・間違いか?が重要ではなく
それを聞いたあなたは
「どう感じたの?」か
「そう感じた意味はなんなのか?」を
読み解くことが大切なのだと。
すると「生き方が変わってくる」と
河合さんは述べておられます。
非常に興味深い。
-----------------------------
ここからは僕の考えですが
それは身体症状でも同じと思うんです。
「〇〇の原因は△△です!」と
深い対話や診察なしに断定する人がいたら
それは非常に「薄っぺらい」ということ。
クライエントを信じさせ、依存させ
コントロールしたいことがほとんどです。
-----------------------------
病気や不安でオロオロしている時
「原因は〇〇!」と断定される方が
落ち着き処があったりするものです。
でも、そうじゃない所に意味がある。
そのことを僕たちは肝に銘じておきたいと思っています。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
● 編集後記
-------------------------------------
FBには、過去の同じ日の記事が
「こんなことありましたよ」
と出てくるんですが
今日は不思議な夢の記事が出てきました
今日の記事とも少しリンクしているし
きっとこれも意味があるのだと思います。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■本メールに関するお問い合わせ先
-----------------------------------
Unplug-lab Japan 野見山 文宏&雅江
公式HP
http://bodycuriosity.jimdo.com/