ヨガで怪我をしないために何が必要?(その2)

怪我の回避のようなとっさの運動制御は、アタマで考え意識的に行われるのではなく、大脳新皮質を介さない無意識的なシステムによって行われます。

 

「ああして⇒こうして」とアタマで考えてたら遅いから(笑)

 

・・・

 

ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンは少し違う文脈ではありますが 

● 大脳新皮質を介する意識的システムを「遅い脳」

● 大脳新皮質を介さない無意識的システムを「速い脳」

と呼んでいます。

 

・・・

 

ヨガで怪我しないために大切なのは「ああして⇒こうして」と、アタマで考え過ぎないことに他なりません。

 

考え過ぎると、無意識的な活動が制限されてしまうからです。例えばゴルフでよくある「イプス」とはそういう状態です。

 

・・・

 

でもそれはアタマで考えることを否定しているのではなく、無意識的な活動を発揮できるように、科学やアタマを活かそうよ、という方向性です。

 

● 河合隼雄さんはそれを「ネコに長靴を履かせる」と

● 複雑系科学は 「ゆるやかな制御」と呼びました。

 

つまりネコがネコらしくいられる環境=野生や本能やカラダの感覚を発揮できる環境を作るために、科学、解剖学を使うということです。

 

・・・

 

みなさんはそういうのに興味ありますか?

 

僕はそんなのが好きで、いいなぁと思っているので、そんな方にご参加頂けると嬉しいです♪

 

⇒ セラピスト・ヨガの解剖学オンライン講座

セラピスト・ヨガの解剖学オンライン講座イメージ