盛りを過ぎ、枯れようとするオクラ。
普通の畑なら、これは厄介者として、ゴミとして排除されてしまいます。
自然農に取り組むなかで、僕がすごく大切にしているのは
「厄介者」と呼ばれる草や虫たちを
⇒ 少し見方を変え、加工し
⇒ 再び全体の循環の輪に戻すこと
⇒ それがリサイクル ≒ Heal!
もうすぐ枯れようとするオクラの根元には、グリンピースが芽吹いています。次の春、グリンピースが伸びようとする頃には、その支えとなり、さらに朽ちて肥料となるように。
Healとはそういうことだと思っています。
厄介で困ったこと、病、災い・・・それを排除するのではなく、形や見方を変え、もういちど全体の輪の中=Wholeに招き入れること。それがHealです。
でもそれは簡単なことではありません。排除したもの、みたくないもの、災い、病気・・・その立場と全体側の立場、両者の境界に立ち、両者を通訳し、再びくっつける役目、それがHealerであり、ファシリテーターであり、自然農の畑に立つものの役割です。