「科学の知が専制を誇るとき、人間は極めて効率よく進歩と繁栄を目指して生かされながら、同時に生きることに対する強い不安を感じざるを得ない。」
これは河合隼雄さんが、40年近く前に述べられた言葉です。
僕はこの文章を読むと、AIによって、栄養や運動や、結婚や出産も効率的で合理的に管理され、生かされている、野菜工場のような人間の姿が目に浮かびます。
そんなのいやや~!
極端かもしれないけど、科学の知の専制とはそんなことかもしれません。
・・・
でも大切なのは、科学の否定ではありません。(えっ?)
先人たちの積み上げた科学を尊重しつつ、「もうひとつの知」も大切にすることだと思います。
ではもう一つの知とはなんでしょう?
それがレヴィ=ストロースが「野生の思考」と呼んだ、身体知に近いもの。
科学の知も大切・身体知も大切。
僕の解剖学講座はじめ、様々な講座でお伝えするのはそんな手法です。
そ興味のある方はぜひご一緒しましょう!
