慢性腰痛などの「原因の特定しにくい慢性痛の改善」に、マインドフルネスを中心とした手法が非常に有効であることが、厚労省の監修した「慢性疼痛ガイドライン」で示されています。
痛みには
① 原因が特定できる痛みと
② 原因が特定しにくい痛みがあります
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前者の代表はスポーツ外傷のように、CTやMRIなどで「神経何番が圧迫されている」というように、その箇所を特定できるものです。そこには機械修理と同じような手法・現代医学がフィトします。
しかし、慢性痛のほとんどは後者、原因が特定しにくいのです!
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特定できないのは医学が遅れているからではなく、生命システムの複雑性にあります。経済の不調の原因は何?と問われても、複雑すぎて一つの原因を特定できないのとよく似ています。
(※システム論・東洋思想の縁起論につながります)
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そのような慢性痛痛に対し、マインドフルネスを中心とした手法が非常に役立つことが、厚労省の監修した「慢性疼痛ガイドライン」で示されているのです。
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💓ここでお伝えしたい結論は
ヨガが慢性疼痛に役立つためには、現代医学的な綿密な知識よりむしろ、マインドフルネス・ソマティクス的な「カラダとのかかわり方」を学ぶ方が大切だよ!ということです。
そこは医療では出来ない、ヨガにしかできない世界なのですから!
そんなことに興味のある方にはお役に立てる解剖学です。
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