多様性と調和・・・これオリンピックの話ではなく、東洋医学や自然農の指針のはなしです。

時に敵対し合う、5つのエレメントが全体として調和することが、東洋医学の五行論の健やかさの指針です。

時にワルモノに思われる、害虫や雑草と呼ばれる存在も、うまく居場所や役割を見出し、多様性により畑全体の調和を保つことが自然農の指針です。

・・・と、耳障りのいいことばかり書きましたが、それだけではうまくいかないのも事実です。

多様性と調和を大切にする東洋的な思想

個の輝きや頑張ることを大切にする西洋的な思想

その両者の行き来、止揚が必要なのだというのが、カラダのことや畑やファシリテーションの実践からまなんだことです。

僕が今、東洋医学講座と解剖学講座を行っているのは、その両極に触れることで、立体的な視座が生まれることをお伝えしたいからでもあります。